三寒四温にご用心!「つい油断」から腰を守る
「やっと春を感じるようになってきたなぁ」と思った翌日に真冬のような冷え込み。
この時期、身も心も気温に振り回されちゃいますよね。
気温の乱高下が激しくなるこの時期「急に腰が痛くなった」と駆け込んでこられる方が多く見られます。
今日は、皆さんがこの季節を笑顔で乗り切るための「腰痛予防のコツ」をお伝えしますね。
「三寒四温」は想像以上に手ごわい
この時期の「三寒四温」は、ただ気温が変わるだけではありません。体にとっては、ジェットコースターに乗っているような激しいストレスなんです。
三寒四温(さんかんしおん)とは「3日寒い日が続いた後、4日ほど暖かい日が続く」という、冬から春にかけての気候の周期を指す言葉で、春先(2月下旬〜3月)になると、低気圧と高気圧が交互にやってきて、「寒かったり温かかったりを繰り返しながら、少しずつ春になっていく」という状態のことをいます。
▼ 三寒四温の時期に気をつけたいこと
寒暖差による筋肉の硬直
暖かい日に体が緩んでいるところに、急な冷え込み(三寒)が来ると、血管がキュッと縮まって血流が悪くなります。すると、腰周りの筋肉がカチコチに硬くなり腰痛を引き起こす原因になります。
寒暖差による自律神経の乱れ
急激な寒暖差に体が対応しようと、エネルギーを過剰に消費するのが原因で、体温調節を担う自律神経が酷使され、バランスを崩すことで、疲労感、頭痛、肩こり、冷えなどの不調が起こります。
今日からできる!腰を労わる「小さな生活習慣」
「毎日ストレッチをするぞ」なんて意気込まなくて大丈夫。まずは、日常のちょっとした工夫から始めてみましょう。
「首」のつく場所を冷やさない
首、手首、足首。ここを冷やさないだけで、筋肉の強張りが全然違います。もちろん腰を冷やさないことも重要です。レッグウォーマーや腹巻も上手に活用しましょう。
動き出しは「スローモーション」で
朝、布団やベッドから起き上がる時や、椅子から立ち上がる時。いきなり動かず、一度「うーん」と伸びをしてから、ゆっくり動く。これだけで、腰への急激な負荷を防げます。
お風呂は「40℃前後で10~15分」
シャワーだけで済ませず、しっかり湯船に浸かって芯から温めてあげてください。熱いお湯(42℃以上)は、交感神経を刺激して血圧を急上昇させるため注意が必要。理想の温度設定は40℃前後で、つかる時間は10~15分程度にしましょう。
「かけ湯」は足先 → 手先 → 肩の順番で心臓から遠い順に、お湯の温度に体を慣らしてから入りましょう。
いきなり湯船にドボンは×。
一番危ないのは、温かい浴室と冷え切った脱衣所の温度差。「ヒートショック」に注意が必要です。
対策: お風呂を沸かす時に、浴室のドアを開けて脱衣所も少し温めておくか、小さめのヒーターを置くのがおすすめ。これだけでリスクがグッと下がります。
入浴中、意外と水分を奪われますので、入浴後は血液がドロドロにならないように、コップ一杯の水分補給をする習慣を身につけましょう。
中から体を整える「食べ物」
腰痛予防には、食事で血流をサポートすることも大切です。難しい栄養学は抜きにして、こんな食材を意識してみるのはいかがでしょうか。
- 体を温める食材: ショウガ、ネギ、ニンニク
- 筋肉や骨を助ける食材:カルシウム豊富な小魚や、タンパク質がとれる大豆製品
以上のことを少しづつ意識をしてみましょう。小さなことの積み重ねがあなたの体を守ってくれます。
「若いころはもっと動けたのになぁ…」なんて自分を責めないでくださいね。年齢を重ねて、変化に敏感になったのはあなたがそれだけ一生懸命歩んできた証拠です。
今は無理に「頑張る」のではなく、自分の体を「いたわる」ことにエネルギーを使ってみませんか?
腰に優しい生活を心がければ、あなたの”みらい”はより明るくなりますよ。


