40代女性の腰痛施術の症例
目次
公務員 40代女性 腰部の痛み
初診
2014年5月22日
来院動機
腰部の痛みがあり6/20に来院
初期症状
6/11の夜に自宅で椅子に腰かけた瞬間に腰部に痛みを感じたが、瞬間的だったので気にはしてなかった。
6/14に自宅で棚の下の掃除をしようとして、屈んだところ再び腰部に痛みが出現した。
11日の時より痛みは強かったが、仕事が忙しく治療に行く時間がなかった。
痛みは変化(減少)しているが、また痛みが出るのではないかと不安になり来院。
問診・検査
痛みは左背部から左腰部、左臀部にかけてある。
6/17辺りから右臀部にも痛み感じるようになる。恐らく左をかばっている影響と思われる。下肢へのしびれはなし。
前屈(+)、後屈(+)、左回旋(+)、動作開始時(+)、下肢伸展挙上テスト(+)
睡眠はしっかりとれており、痛みで目が覚めることはない。便通も正常。
女性にしては比較的高身長の為、姿勢は悪く、PC作業がほとんどなので追い打ちをかけている。
弾力性が感じられないくらい筋緊張が強い。
治療経過
筋緊張緩和と痛みの除去を目的で鍼を施術する。
背部か腰部、臀部にかけての筋緊張部位に鍼を行い通電した状態でしばらく置いた。
その後、動作確認したところ、上記の動作での痛みは半分以下に軽減したとのこと。
経過観察が必要なことを説明し、この日の施術は終了。
コメント
ご本人は痛みが半分以下に軽減したことに満足された様子でしたが、痛みはまだ残っており、再び強い痛みが出る可能性は十分にあることを説明し、自宅でのセルフケアの必要性と、継続した治療の必要性をお話ししました。